バジリスク絆 モードによってAT当選は左右する?
バジリスク絆のヘビーユーザーならばだれでも知っているネタなのかもしれないが、本機が今年の年末には撤去されてしまうという機種であり、今なお人気の高い機種でもある、良く目にするのが偶数設定オンリーのような状況であり、一見出るように見せかけて機種全体の差枚数を見たときにはどえらい事になっていたりもする。
吸いこみも激しく、モードAばかり選択されてしまえばとてつもない損害になりかねない凶暴性を持っているため、④スルーから⑤スルー以上のシナリオテーブルに関してモードが優遇されるので、スルー狙いもできる本機だが、いつまでたってもモードAにへばりつく嫌なシナリオテーブルも存在するため気をつけていきたいところである。
テーブルを説明する前にモードについて説明したい
テーブルはシナリオ形になっておりATが当選もしくは、設定変更後にテーブルが変更される、テーブルとはスルー回数に応じたモードを決定するもので26種類存在する、天井は最大でBC10スルーで11回目に当選、ほとんどがBC9スルーで10回目に当選
天井時は、当選確定のモードになることでATが確定する、天井スルー数は7スルーのもの、5スルーのもの、3スルーのもの、1スルーのテーブルが存在する。
モードとは、バジリスクチャンス(BC)に当選したときにATが当選するかどうかを決めるモードである、ATの当選契機はこのBCに当選したときに当選するか、BC中のレア役などでATに突入させるかの2つがおもな当選契機となる。なおBCからのAT当選は確率的に比較的小さいものとなるため
モードが良ければBC当選時にATが決まりやすい
モードAについて
モードA BC突入時AT当選率
通常 | 高確率 | 超高確率 | |
設定1 | 1.0% | 6.2% | 8.3% |
設定2 | 2.4% | 10.0% | 12.5% |
設定3 | 1.3% | 8.3% | 10.0% |
設定4 | 3.1% | 12.5% | 14.9% |
設定5 | 1.3% | 8.3% | 10.0% |
設定6 | 4.1% | 13.3% | 16.6% |
どのような状態においても、AT当選率は低い
高確率以上に昇格する確率は以下の通り
強チェリー | 弱チェリー | 共通ベル | |
設定1 | 100.0% | 16.6% | 10.0% |
設定2 | 100.0% | 16.6% | 10.0% |
設定3 | 100.0% | 16.6% | 10.0% |
設定4 | 100.0% | 18.1% | 10.5% |
設定5 | 100.0% | 18.1% | 10.5% |
設定6 | 100.0% | 20.0% | 11.1% |
レア役成立時の状態移行もしづらい
結果的に
高確当選率 | |
設定1 | 1/81.9 |
設定2 | 1/81.3 |
設定3 | 1/80.7 |
設定4 | 1/77.5 |
設定5 | 1/76.9 |
設定6 | 1/73.3 |
高確率以上の状態推移はしづらいためAT当選は難しい。
もし、高確率以上でBCに入ってもBC中の抽選を含めて5回に一回入ればいいところ。
続いて
モードBについて
モードB BC突入時AT当選率
通常 | 高確率 | 超高確率 | |
設定1 | 2.0% | 12.5% | 16.6% |
設定2 | 4.9% | 22.2% | 28.5% |
設定3 | 2.7% | 16.6% | 20.0% |
設定4 | 6.2% | 25.0% | 29.9% |
設定5 | 2.7% | 16.6% | 20.0% |
設定6 | 8.3% | 26.6% | 33.3% |
状態さえよく、運にもよるがATに期待できる。
特に偶数設定は高確率以上で期待できる数値になってくる
しかし状態移行はあまり良くない
高確率以上に昇格する確率は以下の通り
強チェリー | 弱チェリー | 共通ベル | |
設定1 | 100.0% | 20.0% | 12.5% |
設定2 | 100.0% | 20.0% | 12.5% |
設定3 | 100.0% | 20.0% | 12.5% |
設定4 | 100.0% | 22.2% | 14.2% |
設定5 | 100.0% | 22.2% | 14.2% |
設定6 | 100.0% | 25.0% | 16.6% |
状態が高確率以上になりずらいのでBCに入るタイミングが重要
結果的に
高確当選率 | |
設定1 | 1/55.7 |
設定2 | 1/55.3 |
設定3 | 1/55.0 |
設定4 | 1/52.5 |
設定5 | 1/52.2 |
設定6 | 1/49.3 |
モードBは、高確率以上に滞在する期間が短めだが、高確率以上でBCに入ればまぁまぁやれる気がするので、レア役を重ねてBCに突入させる事が大切
続いて
モードC BC時AT突入率
通常 | 高確率 | 超高確率 | |
設定1 | 4.1% | 33.3% | 39.9% |
設定2 | 10.0% | 44.4% | 57.1% |
設定3 | 5.5% | 33.3% | 39.9% |
設定4 | 12.5% | 50.0% | 60.0% |
設定5 | 5.5% | 33.3% | 39.9% |
設定6 | 16.6% | 53.3% | 66.6% |
いよいよ高確率以上で当選が現実的な数字になってくる、いつもこのモードだったらいいのにと思えるが、実際モードCばっかりのテーブルも存在する。
そういうテーブルはATに漕ぎつけるのが早く出玉の増加が著しい、しかし振り分けに設定差があるほか、たどり着く振り分け自体低い
高確率以上に昇格する確率は以下の通り
強チェリー | 弱チェリー | 共通ベル | |
設定1 | 100.0% | 25.0% | 16.6% |
設定2 | 100.0% | 25.0% | 16.6% |
設定3 | 100.0% | 25.0% | 16.6% |
設定4 | 100.0% | 28.5% | 18.1% |
設定5 | 100.0% | 28.5% | 18.1% |
設定6 | 100.0% | 33.3% | 20.0% |
レア役は頻繁に発生するわけではないが、レア役当選時は高確率以上に移行する確率が高まっている
結果として
高確当選率 | |
設定1 | 1/29.4 |
設定2 | 1/29.3 |
設定3 | 1/29.2 |
設定4 | 1/28.2 |
設定5 | 1/28.1 |
設定6 | 1/26.9 |
モードCを遊技している間は、半分以上が高確率以上なのではないだろうか??しかし、高確率、超高確率以外でBCが当選するのは非常に困る・・・
モードが良く、かつ、高確率以上での当選をすることによってATが近づく事がわかる。
また、AT当選確定のモードも存在し
モードDとモードEがある
この2つは、テーブルで言うと天井の部分もしくは、チャンス目でモードが格上げした場合に到達しATが放出される。
なお、モードCよりも高確率以上の滞在率が高く、当選率は100%である。
高確当選率 | |
設定1 | 1/18.5 |
設定2 | 1/18.5 |
設定3 | 1/18.4 |
設定4 | 1/18.0 |
設定5 | 1/18.0 |
設定6 | 1/17.5 |
強チェリー、弱チェリー、共通ベルに関してはモードCと状態移行率の変化はないが異なる特徴として
チャンス目 | その他 | |
モードA | 0.09% | 0.09% |
モードB | 0.5% | 0.5% |
モードC | 2.0% | 2.0% |
モードD | 25.0% | 4.1% |
モードE | 50.0% | 4.1% |
モードDとモードEについては、その他の部分(リプレイ、ハズレ、チャンスリプレイ)に関しても、高確移行の確率が高い、一番の特徴としてはチャンス目を引いた場合の移行率が格段に上昇するため、チャンス目で高確率以上の演出が来ると、次回BC時にATが確定する期待が持てるということになる。
チャンス目でモード昇格という救済措置みたいなのがある
チャンス目とは、中リール中段に 思 っていう黄色の図柄が止まる状態
もしくは、液晶でハサミ目(巻物/ベル/巻物など)が出ている状態があげられる
図柄と液晶をしっかりと見ていないと把握できない、また、払出によっても確認することができる(0 or1枚)が0枚の時は確認できないので、しっかりと色々なところをみて見逃さないようにしよう。
チャンス目(1/200程度)を引くと
現在のモードから1段階上昇する確率
(例えばモードA~モードB)
モードアップ率 | 1/ | |
設定1 | 30.5% | 657 |
設定2 | 31.4% | 639 |
設定3 | 33.6% | 596 |
設定4 | 36.2% | 553 |
設定5 | 39.4% | 509 |
設定6 | 45.8% | 438 |
現在のモードから2段階上昇する確率
(例えばモードA~モードC)
モードアップ率 | 1/ | |
設定1 | 2.75% | 7,288 |
設定2 | 3.05% | 6,571 |
設定3 | 3.36% | 5,965 |
設定4 | 3.66% | 5,476 |
設定5 | 3.97% | 5,048 |
設定6 | 4.12% | 4,865 |
一段階上昇するのは、そこそこ現実的な確率になっている。もし、今のモードがCで、チャンス目によるモード昇格が成功した場合、モードDに移行するためBC当選時にATが確定する、つまり、モードCでは、1/650~1/450程度の確率でATに当選する状態にさせる事が出来てしまうのである。
また、モードBであったとしても一段階上昇が2回起きればモードDに移行する。
※稀に、二段階(上記)や三段階上昇なども存在するが、きわめて出現頻度が低い
モードAに滞在していた場合、モードBやモードCに移行させることは可能になるということである、しかし、BCでATに突入しなかった場合モードはシナリオテーブル通りに戻ってしまうため、再度チャンス目によってモードを上げる必要があります。
なので滞在モードが高ければ高いほどATに突入する確率が上昇します。
そのほかにモードを上昇させる方法として
チャンス目以外の出目でのモードアップがあります、これに関しては非常に確率が低く設定1~設定6で1/2000~1/1000程度の確率になっているためチャンス目と比べてしまうとやはり劣っています。
モードについてまとめてみると
モードA
- 高確率状態に移行しづらいのでBC当選確率も低い
- 仮に高確率以上でBCに当選してもATに入りづらい
モードB
- まぁまぁ高確率状態に移行するので、BC当選を期待できる時がある
- 高確率以上でのBC当選で、かつ、偶数設定であればAT突入に期待できるので、レア役を重ねて高確率以上の状態を保つことが必要
モードC
- 高確率以上の状態に滞在しやすくBC当選も早い
- 低確率でのBC当選さえなければ、AT当選の期待も高まる、ここで決めなければ出玉は増えていかない
モードD・E
- 状態問わずBC当選でAT確定、BC当選確率も高い
とまぁ、こんなところですが、いかに高設定であってもモードAばっかりのテーブルが選ばれたり、低確率状態でのBC当選が続いてしまうと結果的にスルー回数が増え投資がかさんでしまったり、出玉が削られるといった現象が起きてしまう事がわかると思います。
良いテーブルをもってくるヒキの良さ、仮にモードが悪くてもチャンス目でモードアップさせるヒキの良さが絡んで安定した出玉をキープできるのです。