6号機の猛獣王 人気無かったなw
獣王と聞いてスロットファンならばだれでも知っているタイトルであると思う、かつて4号機AT機の流行っていた時代、あのATの連チャンに魅了された人は少なくは無かったはずだ。
当時の獣王であるが、ATがアホみたいに続きかつ、ビッグも交われば一撃短時間で5千枚以上の出玉も実現できたことは間違いないだろう。
しかし、当時のスペックでさえも高設定ではATに入りやすいというだけでそこまで連チャンしなかったのは事実ではないだろうか??
連チャンが止まらなくなるのは、セット数がたまたま多い振り分けが選ばれただけであって、通常は2連か3連すれば良かったのではないか?
また、インターバルを含めればAT10Gが多めに選択されてしまえばたとえ攻略法で1G多く消化したところで獲得する出玉はBIGを絡めないと、ベースの悪さで出玉が消滅してしまうこともあったはずだ。
朝イチの設定変更を見抜ける点や、設定のわかりやすさ、コピー打法など色々勝つためにやることはあっただろうが、のちのAT機と比べるとやはり劣る点は多かった気もするのは自分だけなのかと思う。
この性能を継承し6号機で再現する事になるとはまさかとは思っていたが、思った通りの結果になり自分自身ひきつった顔が元に戻りませんよw
6号機猛獣王のスペック
まずは、いつものAT確率についてですね
ボーナス合算 | 機械割 | |
1/ | 1/ | |
設定1 | 356 | 97.8% |
設定2 | 341.4 | 98.7% |
設定3 | 314.2 | 100.5% |
設定4 | 275.5 | 104.3% |
設定5 | 256.7 | 107.2% |
設定6 | 231.3 | 110.1% |
こんな感じになっていますけど
このようなボーナス合算でベースは50枚(1000円当たり)49回位だそうです
補足として1ゲームあたりに使用するコインは 50枚 / 49回になるので約1.0225枚消費するということになります。
つまり1ゲームに3枚投入し、1.0225枚消費し1.9775枚払出があるということになります(3枚-1.0225枚)
これを上記のボーナス合算にあてはめてあげると
投入枚数 | 払出通常時 | 投資枚数 | 機械割 | |
設定1 | 1068 | 704.0 | 364.0 | 97.8% |
設定2 | 1024.2 | 675.1 | 349.1 | 98.7% |
設定3 | 942.6 | 621.3 | 321.3 | 100.5% |
設定4 | 826.5 | 544.8 | 281.7 | 104.3% |
設定5 | 770.1 | 507.6 | 262.5 | 107.2% |
設定6 | 693.9 | 457.4 | 236.5 | 110.1% |
例を挙げますと
設定1であれば平均で 1 / 356で ボーナス当選するのだから
平均の投入枚数は確率に3を掛けると1068枚投入することになります
で、通常時に1.9775枚払出があるのだから356G遊技する間に704枚払い出しがあるから、投資枚数は364枚使用することになるでしょうというものになります。
かつ、機械割が97.8%であることから投入枚数に対して0.978払い出しがあるということは1068×0.978で1044.5枚払い出しがあるということ。
これはもちろん、356G遊技する間に払い出された704枚を加えたものになるから、344.5枚ボーナスで払出があれば良いということになるでしょう。
しかし、ボーナス後1Gで344.5枚払い出すことは不可能ですよね?
結果として、何百ゲームかボーナスATを遊技して投入したコインと払い出したコインを加えて機械割が97.8%にならないといけないので、払出自体はそれ以上に必要になってきます。
人気が無いのはこれが原因だと思う。
遊技したことのある人ならわかるはずですが、ATに入って1回のサバチャンで300枚以上獲得できることがそんなに無いはずです。
大抵は、ゴリラで20G、ダチョウで10G
せっかく獣ロワイヤルで3回勝って入れたATで90枚とか、マジであり得ないですよね、人気出るわけないですよねw
つまり、ボーナス確率というものは猛獣王モードによる引きもどしを含めた確率ではなく純粋に通常時の当選によるものと判断できるでしょう。
引き戻しが何回か来るから平均が300枚以上とかになっている事になりますね
確かに引きもどし、引きもどしで90枚も5回続けば400枚位にはなりそうですが、そんなに連チャンもしないんですよねぇー
補足ですが機械割とATの払出期待値について表にしてみました
投入枚数 | 機械割 | 期待払出枚数 | 払出通常時 | AT払出期待 | |
設定1 | 1068 | 97.8% | 1044.5 | 704.0 | 340.5 |
設定2 | 1024.2 | 98.7% | 1010.9 | 675.1 | 335.8 |
設定3 | 942.6 | 100.5% | 947.3 | 621.3 | 326.0 |
設定4 | 826.5 | 104.3% | 862.0 | 544.8 | 317.2 |
設定5 | 770.1 | 107.2% | 825.5 | 507.6 | 317.9 |
設定6 | 693.9 | 110.1% | 764.0 | 457.4 | 306.6 |
結果として、ATの突入までの投資枚数や投入枚数に差はありますが
←あんまりお金を使わずに当てることはできるけど
ATの払出の期待枚数に大した差は無いことが分かります。
低設定ほど枚数が多いのは、ハマることによってモードが上昇するので、ゴリラやライオンが選ばれやすくなるためだと思います。
しかもこのAT何が問題かといいますと、たまに100G完走というのがあって、もし完走してしまったら80%の継続率を持った、引きもどしゾーンに突入するというものがあるんです。
期待値は、100GのAT(600枚)+80%の引きもどし(平均連チャン数5連位)
期待値にしたら引きもどしATが全部クソだったとしても500枚くらいは吐き出しそうだから1100枚以上は出そうだし、有利区間完走も十分にあり得ることになる。
こんなものを含めた平均300枚以上の払出期待値ですから、せっかくAT入れたのに90枚で終わったマジつまんねぇってことになるわけですよ。
ダメなところを継承しているのではないか?
初代の獣王もね、ベースがただでさえ悪いのにBIGの後の高確率(チェリーで転落するまで)の間にハズレを引いてATに入れるのだったけれど
そのATが10GとかのクソATで終わって、しかも単発とかで
2連したところでAT10Gで100枚増えたにしてもだよ、次のAT入れるまで60枚くらい使ってまたAT10Gで100枚増えて終わるみたいな←140枚しか増えてないw
結局ロングATに入れるか、設定が良くて調子よくATに入れるかじゃないと出玉が極端に増える事は無かったんですよ。
4号機はBIGもあったけど、6号機はBIGないかわりにベース49回でしょ、退屈になるにきまってるし、当たるはずのない獣ロワイヤルを永遠にやらされてAT入ったとこでダチョウ10Gで引きもどしなし。
みたいな悪夢を見せられるわけだ、これが人気なんか出るわけがない
某サイトでは、評価が5点満点で2点以下なんていうサイトもある位だ、メーカーもサミーかと思えばタイヨーエレックだったりとか
もちろんあの仮面ライダーやマーベルを制作した素晴らしいメーカーさんではあるが、さすがに6号機ですぐさま遊技台を制作するには相当な緊張感だっただろうなと思う。
猛獣王は大きな歴史のあるタイトルだったし、もったいない気がする、もう過去のスペックなんかは知らない人の方が多いわけだから、全然違うやり方で勝負した方が良かったんじゃなかったのかな。
最近は、過去のリメイク機が軒並み失敗しているので、リゼロのような新しいコンテンツだったり、過去のタイトルを使用してもかまわないけど6号機に合わせた、新しいスペックの機械を用意することも重要だと思います。
次回はもったいないので人気は最悪ですが猛獣王でもっと夢をみたいので、どこのサイトにも載っていないような猛獣王の理論値を考えてみたいと思います。