ミリオンゴッド神々の凱旋 リプレイ分析編
通常時リプレイは設定不問で1/7.9程で成立する事は、少し調べれば分かることですがこのリプレイGG中になると1/5.3~1/5.4位まで上昇します。
なお、三枚役・15枚役は取りこぼしで1枚獲得できる可能性がありますが、リプレイの押し順ナビを無視し順押しもしくは、ハサミ打ちで消化した場合ハズレ目が発生し何かを獲得することは不可能みたいです。
まず、順押しの場合1/7.9程度で、青七が上段に揃う事でリプレイを把握することは打っている人は必ずわかる事であるとは思いますが、有効ラインは中段一直線のため
もしくは
の形で成立することなります。
この並びは、黄七に種類が無い事や
赤七に種類がなく、デカミリの代わりに
赤七を使用しているためこの停止形以外では
リプレイとは言えません
しかし、SGGの場合は逆押しでリプレイ扱いになる形がいくつか存在します。
そこでSGG中のリプレイ確率について調べたところ
SGGリプレイ確率 | 1/ |
5.42 | |
赤フェイク | |
3・2・1 | 10 |
その他押し順 | 21.9 |
赤揃い | 29.5 |
中段赤 | 206.6 |
ATであるGGのリプレイ確率とほぼ同じ数値になることが判明します。
なお、赤フェイクは逆押しナビ、つまり1st右リールナビの赤七揃わず
赤揃いは上記同様赤七が揃う確率となります
そこで気になったのが押し順についてです
通常リプレイについては
左・中・右 と 左・右・中でのリプレイの確率の合算が1/7.9
GG中のリプレイについては、通常時に揃うリプレイに加え
中・右・左 と 中・左・右のリプレイ加わる事により1/5.4まで合算確率が上昇します
それに加え、SGGに関してはリプレイ確率合算がGG中と変わらないのにもかかわらず右1stのナビが発生してしまうことになる。
つまり、GGでナビしていない押し順がSGGでは発生しているということがわかります、GG中は赤七が揃うナビをする必要がないため、右1stはすべて、
左・中・右 と 左・右・中
中・右・左 と 中・左・右に
書き換えられてしまっていると考えられます。
更に、SGG中赤七が揃うラインに関しては、
右上がり・右下がり・上段・下段・中段であることから
左・中・右 と 左・右・中
中・右・左 と 中・左・右
に加え、右・中・左 右・左・中 (この2つは同一扱い)
が各赤七揃いのラインに対応していると考えられるでしょう。
私が考えたSGGの原理
まず、通常時のリプレイ確率に対して、GG中のリプレイ確率は
1/7.9 → 1/5.4まで上昇するわけですから
左1st(左・中・右 と 左・右・中)のリプレイは1/7.9
中リール1st(中・右・左 と 中・左・右)のものを加えると1/5.4になるのは最初に示した通りです。ここから中リール1stのリプレイ逆算すると
赤七フェイクにせよ、赤七揃いにせよ
斜めテンパイに関しては出現頻度が多いような気がするので
左1stの押し順変化によるものと考えられます、また
並行テンパイに関しては出現頻度が低いので
中段1stの押し順変化によるものと考えられます。
SGGEX中の赤七フェイクおよび赤七揃いは
SGG EX確率 | 1/ |
5.43 | |
赤フェイク | |
3・2・1 | 10 |
その他押し順 | 24.1 |
赤揃い | 26.7 |
中段赤 | 187.2 |
このようになります。
通常時すべて逆押しで消化した場合においてはこの確率で赤七が揃うことになるでしょうからSGGでさえEXと比べると、各リプレイの一部は赤七を揃わせないというか、赤七が揃う状態なのにもかかわらず、ナビを左1stや中リール1stに書き換えて赤七を揃わせないように、ナビを隠すサブ基盤の制御をおこなっていると考えられます。
したがってSGGはSGGでもサブ基盤の気分次第では、メデューサ・EXクラスでリプレイを変換している場合や、あるいは上記に示したSGGのリプレイ変換以下での抽選をすることも考えられます。SGGなのにナビが全く出なかったり、EXでないのにもかかわらず赤七が揃いまくったりしたことはありませんか??
私自身、色々なSGGの動画を拝見させていただきましたがSGG中は中リール1stのリプレイを見たことはありません、左1stのリプレイに関してもナビ無しの場合だけ上段青七揃いになるだけで、ナビありのリプレイは見たことがありません。
つまり、ナビのあるリプレイに関しては、すべて赤七フェイクか赤七揃いに変換させる措置として右リール1stに書き換える制御をサブ基盤がおこなっていると考えられるでしょう。
ですが上記にも書いたとおり赤七揃いが押し順ナビに変換し揃わなくなることも想定内です。
なにかサブ基盤中心の制御を緩和する方法は無いか?
あまりにもサブ基盤が中心になってしまっているので
他の方法として色々考えたんですが
フラグを振り分けている場合
例えば
左1st+赤七フェイクの重複
左1st+赤七揃いの重複
中リール1st+赤七フェイクの重複
中リール1st+赤七揃いの重複
右リール1st+赤七フェイクの重複
右リール1st+赤七揃いの重複
があらかじめメイン基盤から受けている場合になります。こちらの方がサブ基盤の気分にかかわらず固定で確率が決められるのでそこそこ安定した確率になるのではないでしょうか??
EXに突入した場合はすべてのフラグを隠さず解放させ
逆に、SGGの場合は赤七揃いをさせないためにサブ基盤が押し順を変換してしまう事が出来ると考えた場合です。
しかし結局のところSGGとEXでは赤七の揃いやすさが異なるため、サブ基盤の気分で伸びるかどうかは変わってしまいます。
サブ基盤制御は反則的なのではないだろうか
このころはきっと台を制作するうえでのルールというか基準というかそういうものの裏をかいて、メーカーがホールに対してお客さんに喜んでもらえる台として頑張って制作した結果なんだと思います。
しかし、メイン基盤のデータをサブ基盤により一部無視したような結果になってしまうこのようなサブ基盤制御のシステムは、出玉を大きく左右させてしまうため結果的に波の荒い台になってしまうことは言うまでもありません
若干でいいので自分に対してフェアな抽選になってほしいなと願うこともありました。(かなり負けた日だけで、勝った日はこのようなことは思わないですよねw)でもやっぱり反則的ですよねこれw
その後ゴトの事例や出玉の荒さが問題になったとして、この後現れる新基準の機種に関してはこの制御が認められなくなるようになってしまい、5.5号機という時代に突入したのです。
AT機に関してはベースが50回とかになってしまったし、ARTの機種が多かったように思えます、加えて有利区間という新しいルールも設けられリスクの少ないように見えて一定額投資が逝ったらよほどのことがない限り取り返せるもんじゃない機種が増えてきた記憶があります。
今現在においてもルールは厳しくなりましたが何かいい台は作れないだろうかという気持ちも伝わってきます。今後の機種に少しでも期待しスロを続けていきたいのです。