猛獣王 規定ゲーム数について
規定ゲーム数とは、様々な機種に採用しているゲーム性の一つ、ある一定のゲーム数に到達するとATなりボーナスなりARTが前兆を経由もしくは即当選するシステムです。
遊技したことがある方ならわかると思いますが、何気なく遊技しているとレア役などが一切引けていないのに画面がざわつき始めて、何らかの演出が成功し当選といった感じになるのは大抵の機種に共通することですね。
そこで6号機の猛獣王の平均規定ゲーム数とボーナス確率についての考察を行っていこうと思います。
猛獣王の規定ゲーム数はモードと振り分けによるゲーム数
まずモードは4種類
通常A:1~100Gまでの当選は無く、201G・401G・601G・801Gで前兆になりやすい
通常B:1~100Gまでの当選は無く、101G・301G・501G・701G・801Gで前兆になりやすい
チャンス:101G・201Gが当選しやすく最大で601Gで前兆になりやすい
天国:1Gで前兆になりやすく、最大でも101Gで前兆になる。
フェイク前兆は必ず前兆になりやすいゲーム数で発生するので、モードの推測は可能だと思います。例えば100Gでフェイク前兆が来たので通常Bだと思っていたら、200Gでもフェイク前兆が来たのでチャンスじゃねこれみたいな感じです。
ただし、引きもどしゾーンが終了してからの事ですから、液晶右下にゲーム数が表示されているので確認はしてくださいね。私はデータカウンタを見て着席し右下のゲーム数との誤差を見てがっかりしたことがあるので。
よくありそうなのが 101G~で当選してしまったら、通常Bなのかチャンスなのかわからないし
201G~で当選した場合に関しても通常Aなのかチャンスなのかという事になると思いますが、チャンスならば100Gでフェイク前兆が来ているはずなのでわかるかと思います。
某サイトの振り分け表でありますが
規定ゲーム | 通常A | 通常B | チャンス | 天国 |
1G | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 75.0% |
101G | 0.4% | 10.2% | 28.1% | 25.0% |
201G | 10.2% | 0.4% | 28.1% | 0.0% |
301G | 0.4% | 10.2% | 15.6% | 0.0% |
401G | 10.2% | 0.4% | 9.4% | 0.0% |
501G | 0.4% | 10.2% | 9.4% | 0.0% |
601G | 10.2% | 0.4% | 9.4% | 0.0% |
701G | 0.4% | 10.2% | 0.0% | 0.0% |
801G | 68.0% | 58.2% | 0.0% | 0.0% |
このようになっています。
しかし私が疑問に思うのは、例えば通常Aで101Gの規定ゲーム数の割合が0.4%になっていますが、これってコンピューター的に0.4%ってどう表わすかなんです。
例えばミリオンゴッドのGOD成立確率については1/8192
番長2の超番長は1/16384で成立します。
これに共通する事って2×2×2×・・・・・・・2の計算結果が確率分母になっているっていう事なんですね。
だったら、0.4%ってなんなのかという事なんですよ、結論から言うと1/〇〇であらわすことができるんですね。
どういう事かというと、1を0.4%で割るんですね 1 / 0.4%= 250 になります
確率分母で2×2×・・・をやっていったら256になるときがきますから250に一番近いのは256になります。
だから、本当は1/256が振り分けで 1 / 256 = 0.39% ≒ 0.4%と表記されているんです。
実は、この表はすべて1 / 256で表現することが可能なので表示してみると
規定ゲーム数 | 通常A | 通常B | チャンス | 天国 |
確率分母 | /256 | /256 | /256 | /256 |
1G | 192 | |||
101G | 1 | 26 | 72 | 64 |
201G | 26 | 1 | 72 | |
301G | 1 | 26 | 40 | |
401G | 26 | 1 | 24 | |
501G | 1 | 26 | 24 | |
601G | 26 | 1 | 24 | |
701G | 1 | 26 | ||
801G | 174 | 149 |
これではわかりずらいので再計算しますと
規定ゲーム数 | 通常A | 通常B | チャンス | 天国 |
1G | 0.00% | 0.00% | 0.00% | 75.00% |
101G | 0.39% | 10.16% | 28.13% | 25.00% |
201G | 10.16% | 0.39% | 28.13% | 0.00% |
301G | 0.39% | 10.16% | 15.63% | 0.00% |
401G | 10.16% | 0.39% | 9.38% | 0.00% |
501G | 0.39% | 10.16% | 9.38% | 0.00% |
601G | 10.16% | 0.39% | 9.38% | 0.00% |
701G | 0.39% | 10.16% | 0.00% | 0.00% |
801G | 67.97% | 58.20% | 0.00% | 0.00% |
小数第2位まで表現できれば、しっくりくるのは私だけでしょうか(;一_一)
細かい事になりますが最初の表とわずかに差が出てくると思います。
実際某サイト、他の機種で、細かく扱っている表も見受けられますが、そういう機種に共通することは人気のある台、つまり設置台数の多い機種になると思います。
ってことは、人気のない機種は表を荒っぽくしても良かったり、最悪公表しなくても良いということになるのかもしれませんw
また、リゼロのようにあまりに公表しすぎるとユーザーに対する期待感を著しく損なう恐れのある(稼働の下がる恐れのある)機種に関しては、データを公表しないというのも例外としてあるのかもしれませんね。
通常Aの規定ゲーム数
ちょっと長くなりましたが、話を戻して規定ゲーム数の平均を求めるのにはどうしたらいいかという話をしていきます。以下は上記と同じ表から持ってきたものです。
通常A振り分け
規定ゲーム数 | 通常A |
1G | 0.00% |
101G | 0.39% |
201G | 10.16% |
301G | 0.39% |
401G | 10.16% |
501G | 0.39% |
601G | 10.16% |
701G | 0.39% |
801G | 67.97% |
平均規定ゲーム数は、規定ゲーム数 × 振り分けの合算になります。
ちょっとこのままではわかりづらいので表を追加しますと
規定ゲーム数 | 通常A | 規定ゲーム数×振分 |
1G | ||
101G | 0.39% | 0.39 |
201G | 10.16% | 20.41 |
301G | 0.39% | 1.18 |
401G | 10.16% | 40.73 |
501G | 0.39% | 1.96 |
601G | 10.16% | 61.04 |
701G | 0.39% | 2.74 |
801G | 67.97% | 544.43 |
合計 | 100.00% | 673 |
規定ゲーム数 × 振分を横で計算して、その結果を縦で合算すると規定ゲーム数の平均が算出されます。
つまり、通常Aが選択された場合CZ当選がないとすれば、ほとんどの場合(67.97%)は天井到達の801Gが選択されますが、時々他の振り分けも選択されるから平均では673G位だということになります。
通常Aが選択されれば、規定ゲーム数では引きもどしゾーン終了後673回ハマるかもしれないから、CZで頑張ってATをキメてくださいね。っていうひどいモードであることがわかります。
えっ!本当なの
と思う方もいると思うのでもう少しわかりやすく説明すると、CZの解除なしで規定ゲーム数のみで10000回ATに当選させたという仮定でシュミレートした表を作るとわかりやすいと思います。
規定ゲーム数 | 選択回数 |
1G | 0 |
101G | 39 |
201G | 1016 |
301G | 39 |
401G | 1016 |
501G | 39 |
601G | 1016 |
701G | 39 |
801G | 6797 |
合計 | 10000回 |
振り分けのパーセンテージをもとに通常Aの振り分けを10000回シュミレートすると平均の選択回数が求められます。もう解るかと思いますが、あとはこれに規定ゲーム数を掛けるだけです
規定ゲーム数 | 選択回数 | 総回転数 |
1G | 0 | 0 |
101G | 39 | 3945 |
201G | 1016 | 204141 |
301G | 39 | 11758 |
401G | 1016 | 407266 |
501G | 39 | 19570 |
601G | 1016 | 610391 |
701G | 39 | 27383 |
801G | 6797回 | 5444297回 |
選択回数の合計は10000回、総回転数の合計は6728750回になりますから
あとは、割るだけ 6728750 / 10000 = 672.8回 ≒ 673回
が平均の規定ゲーム数の回転数となるわけです。
各モードの平均規定ゲーム数を求めてみる
各モードと振り分けを記載した表(上記と同様の表)を用意します。
規定ゲーム数 | 通常A | 通常B | チャンス | 天国 |
1G | 0.00% | 0.00% | 0.00% | 75.00% |
101G | 0.39% | 10.16% | 28.13% | 25.00% |
201G | 10.16% | 0.39% | 28.13% | 0.00% |
301G | 0.39% | 10.16% | 15.63% | 0.00% |
401G | 10.16% | 0.39% | 9.38% | 0.00% |
501G | 0.39% | 10.16% | 9.38% | 0.00% |
601G | 10.16% | 0.39% | 9.38% | 0.00% |
701G | 0.39% | 10.16% | 0.00% | 0.00% |
801G | 67.97% | 58.20% | 0.00% | 0.00% |
そんで、 規定ゲーム数と振り分けを掛け算してその合計を計算します。
同様ですね(^v^)
規定ゲーム数 | 通常A | 通常B | チャンス | 天国 |
1G | 0.00 | 0.00 | 0.00 | 0.75 |
101G | 0.39 | 10.26 | 28.41 | 25.25 |
201G | 20.41 | 0.79 | 56.53 | 0.00 |
301G | 1.18 | 30.57 | 47.03 | 0.00 |
401G | 40.73 | 1.57 | 37.59 | 0.00 |
501G | 1.96 | 50.88 | 46.97 | 0.00 |
601G | 61.04 | 2.35 | 56.34 | 0.00 |
701G | 2.74 | 71.20 | 0.00 | 0.00 |
801G | 544.43 | 466.21 | 0.00 | 0.00 |
平均規定ゲーム数 | 673G | 634G | 273G | 26G |
ここに前兆ゲーム数(最大で50G)が加えられるので
通常A:674G~723G
通常B:635G~684G
チャンス:274G~323G
天国:27~76G
がAT到達までのゲーム数の平均になります。
モード振り分けに設定差がある
ここまでは、モードの種類とその平均規定ゲーム数を考察してきました。
設定のことはとりあえず置いといて、4つあるモードのうち、どのモードが選ばれればどの位でATに当選するのかというものでした。
できれば、通常Aや通常Bには滞在したくないものです、しかし高設定ほどチャンスや天国に移行しやすいので結果としてATに当選しやすくなります。
その設定差がこちら
※上記でも紹介しましたが某サイトをもとに私が作った表になります。
通常A | 通常B | チャンス | 天国 | |
設定1 | 46.88% | 31.25% | 3.13% | 18.75% |
設定2 | 42.97% | 31.25% | 4.69% | 21.09% |
設定3 | 32.81% | 31.25% | 12.50% | 23.44% |
設定4 | 26.56% | 23.44% | 25.00% | 25.00% |
設定5 | 20.31% | 23.44% | 31.25% | 25.00% |
設定6 | 21.88% | 15.63% | 37.50% | 25.00% |
引きもどしゾーンが過ぎてしまっても、天井付近など深い部分まで持っていかれない台が高設定挙動になります。これが設定推測の部分の一つになります。
その他設定差が出る部分としてCZ選択率やAT終了後の画面などがありますが、CZ選択については当ブログで紹介しようと思っていますが、画面については他のサイトを当たりましょう。
上記の表と各モードの平均規定ゲーム数をまとめた表を用意します。
通常A | 通常B | チャンス | 天国 | |
平均規定ゲーム数 | 673G | 634G | 273G | 26G |
たくさん計算したのに、結論を出すととってもコンパクトになりますねw
ここでも、平均規定ゲーム数 × 各モードの振り分けの数字を算出し
その算出した数値を合計していきます。考え方はこのブログの中盤位で紹介している事と同様です。
通常A | 通常B | チャンス | 天国 | 合計 | |
設定1 | 315.41 | 198.07 | 8.53 | 4.88 | 526.9 |
設定2 | 289.13 | 198.07 | 12.79 | 5.48 | 505.5 |
設定3 | 220.79 | 198.07 | 34.11 | 6.09 | 459.1 |
設定4 | 178.73 | 148.55 | 68.22 | 6.50 | 402.0 |
設定5 | 136.68 | 148.55 | 85.27 | 6.50 | 377.0 |
設定6 | 147.19 | 99.03 | 102.33 | 6.50 | 355.1 |
平均規定ゲーム数 | 673 | 634 | 273 | 26 |
結論は、平均規定ゲーム数に設定差があって具体的な確率を求めること
例えば設定1では、AT終了後に通常Aが選択される振り分けが46.88%ありますから、それを通常Aの平均規定ゲーム数でかけてあげるという作業です。それを各モードと設定で行う事になります。
考え方はこのブログで紹介した10000回シュミレートと同様なので、上記の表でで算出された合計とはCZの抽選を除く、純粋な規定ゲーム数でのAT当選確率になります。
つまり、この機種はCZやフリーズが無かったとしても
設定1: 1 / 526.9 (+前兆ゲーム数)
設定2: 1 / 505.5 (+前兆ゲーム数)
設定3: 1 / 459.1 (+前兆ゲーム数)
設定4: 1 / 402.0 (+前兆ゲーム数)
設定5: 1 / 377.0 (+前兆ゲーム数)
設定6: 1 / 355.1 (+前兆ゲーム数)
でATに当選する事になります。
しかし、この数値は引きもどしゾーン終了後から始めた場合の数値になりますから、引きもどしゾーンの約40Gを加えることによって確率として扱う事ができると思います。
まとめて表にしてみますと
規定ゲーム数による当選 | |
1/ | |
設定1 | 586.9 |
設定2 | 545.5 |
設定3 | 499.1 |
設定4 | 442.0 |
設定5 | 417.0 |
設定6 | 395.1 |
ここから前兆(最大50G)を経てATに辿り着くという事になります。
今回紹介した考え方は他の機種でも使用可能
振り分けとゲーム数さえ把握できればこの程度の数字は推測可能です。実際にどこのサイトを見てもこのようなCZやフリーズを除いたATの当選確率は出てこないと思います。
以前はしっかりと計算し雑誌などに載っていたこともありますが
最近は、私自身雑誌も購入しなくなってしまったので、とはいってもネットには出てこずという事なので、だったら自分で計算してしまおうという感じです。
そもそも私の計算が間違っている可能性も高いので、もし雑誌に詳しい事が記載しているならば、雑誌の効果もあると思います。
ネットで調べられず、このような計算ができる機種に関してはどんどん調べていこうと思います。