こぜだめ絶対

たばことスロと仕事な日常に

一枚役とは何か。私の勘違いと発見

4号機からパチスロを打ち始めるようになり、すぐに4.5号機 4.9号機だったかな、私はスロット歴が割と長い方だと思っているが5号機になってだんだんと打たなくなって、それまで海物語とか時々やる程度だった。5号機でようやく打てると思い復帰したのがエヴァンゲリオンの4代目魂の軌跡っていう台

まぁ上の方の設定は1000円札が消えるのが遅い、つまりコインもちが良いのである、とにかくベルの確率が良く1kで50回まわるようなこともしばしばあったのである。最近の台でいえばリゼロをやっているような感覚はちょっと言いすぎかもしれないがコインもちはいい台だった。

その後のエヴァスロは一切手をつけることは無かったんだけど、モンキーターン、番長2、ミリオンゴッドの系譜などいろいろスロットを打ってきて今に至るわけだ。

色々スロットを打っていたのに最初に1枚役に気がついたのはアナザーゴッドハーデスだった、もっと前に1枚役のある機種はあったはず、しかも打っているはずなのだが、初めてハーデスを打った日に、下段に黄七が揃ったのになぜか払い出しは1枚??

特に衝撃を受けるわけでもなくつい最近まで気にしなかった1枚役だけど、このあとに出てくる台でこの1枚役が色々と重要だといえる要素が見つかってくるのです。

最近のノーマル機にはよく1枚役が搭載されている

ちょっと古いかもしれないけど、やっぱり代表的なのはハナビで(もう4年位たっているが)一枚役が成立すると、何かしらのボーナスがふっついてくる、それまで重複といえばジャグラーのチェリー重複くらいで、初めてチェリーでGOGOランプがついた時はかなりの衝撃だったんだよね

この、ハナビという台のボーナスの当選契機は、単独、一枚役A、一枚役B、一枚役C、チェリー、リプレイ、特殊リプレイ等があげられる。

この台以前にもスイカ重複やチェリー重複のある台でボーナスを当選させたことは数えきれない程あるがこの重複という現象について自分は長い事勘違いをしていたことをハナビという台によって知らされることになるのです。

長い事勘違いしてしまった原因

スロットの抽選方法や、上乗せ特化ゾーン、各子役の確率など調べる方法は人によりけりですが、専門の雑誌、専門のサイト等によりある程度の知識を調べてからパチンコ屋に出向く人が多いと思います。そんなサイトや雑誌の中でボーナスの抽選方法を表現する方法として例えば

イカ成立時の3%でボーナスに当選し、そのうちREGがこの位、赤ビッグがこれ位、青ビッグがこの位の振り分けになっていますといった書き方を表なんかを用いて表現している事が見受けられます。

たとえば・・・・・・・・

 

イカ : 設定1 (1/60)

  REG 赤ビッグ 青ビッグ
設定1 0.30% 1.64% 1.06%
設定2 0.40% 1.80% 1.24%
設定3 0.45% 2.04% 1.46%
設定4 0.60% 2.16% 1.65%
設定5 0.80% 2.41% 1.42%
設定6 1.20% 2.50% 1.60%

 

その時の自分の受け取り方としては、まずスイカ(1/60だったとして)に当選する。

そんで、3%の抽選を受ける、そんで、REG、赤ビッグ、青ビッグに各比率で当選する

といった受け取り方をしてしまっていたのです。

この場合  

1/60 × 1/33.3 ×(REG : 赤ビッグ : 青ビッグ)

 

 確率としては正解かもしれませんが(このような抽選方法を用いた遊戯機もあるかもしれませんが)、実際のところパチスロ機は確率分母が65535でこの中の1 / 65535であるスイカ+REG スイカ+赤ビッグ スイカ+青ビッグのどれかに当選していたということが実際ということになるということ

自分の思っていたのは、三回の抽選をしていますよね

①スイカを引く抽選 ②割合によるボーナスの判定 ③どのボーナスかをの抽選する

これは大きな勘違いになってしまうのです。

つまり、何度も抽選することは無くレバーを叩いてリールが回るまでの間一回だけ抽選を行い〇〇 / 65536 がボーナスだったのかハズレだったのか、単に子役だったのかということだけになります。

 

ハナビで気付いた理由とは

ハナビの一枚役

一枚役A

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 1/ 一枚役A +七ビッグ +ドンビッグ
設定1 1560.4 1927.53 8192
設定2 1524.09 1872.46 8192
設定5 1489.45 1820.44 8192
設定6 1394.38 1771.24 6553.6

 

一枚役B

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 1/ 一枚役B +ドンビッグ REG
設定1 606.81 2730.67 819.2
設定2 579.96 2621.44 780.19
設定5 546.13 2520.62 728.18
設定6 500.27 2427.26 668.73

 

一枚役C

f:id:manispi777k:20190723205051j:plain 

      +
f:id:manispi777k:20190723205035j:plain

 1/ 一枚役C +七ビッグ
設定1 1927.53 1927.53
設定2 1927.53 1927.53
設定5 1927.53 1927.53
設定6 1927.53 1927.53


一枚役はこのような構成になっている、私はいつものように数値を調べていたんですが、一枚役A・一枚役Bについてはいつも通りふつうにこのような確率で抽選しているんだと頭に入れて理解していたところでしたが

一枚役Cについてふと疑問に感じたのです、なぜ一枚役A+七ビッグと 一枚役C+七ビッグが同じ確率になるのかと??

この時の私の考えだと一枚役Cというのは 一枚役A + 一枚役B つまりこの二つの一枚役が偶然にも同時に当選している状態だということでした

しかし理論的に考えたら 

設定1では 一枚役Aが 1/1560.4

一枚役Bが 1/606.81 なので

偶然同時当選したのであれば

(1 / 1560.4)× (1 / 606.81)

= 1 / 946866  全然違う!?

「えっ?? とんでも確率じゃないか、わけがわからないよ」と

きゅうべぇが頭の中にたくさん現れました。

っていうのは冗談ですが、とりあえずこんな確率になるわけがないので、色々調べてみることにした結果、まず確率分母が65536であることに注目し各一枚役のの数値を65536で割ってみることにしました。

すると

一枚役A

    

  一枚役A +七ビッグ +ドンビッグ  
設定1 42 34 8  
設定2 43 35 8  
設定5 44 36 8  
設定6 47 37 10 /65536

 

一枚役B

  一枚役B +ドンビッグ REG  
設定1 108 24 80  
設定2 113 25 84  
設定5 120 26 90  
設定6 131 27 98 /65536

 

一枚役C

  一枚役C +七ビッグ  
設定1 34 34  
設定2 34 34  
設定5 34 34  
設定6 34 34 /65536

 

なんと、ほぼほぼ綺麗に割り切ることができたのです。

つまり、例えば一枚役Aであれば

一枚役Aは、42 / 65536 そのうち

一枚役A + 七ビッグ は 34 / 65536

一枚役A + ドンビッグ は 8 / 65536で抽選される

じゃあ一枚役Cはどうかというとこれもきれいに割り切る事が出来る。

つまり、2つの一枚役が複合した状態で出現することがあるということ、これは偶然起きたものではなく最初から存在し抽選によって出てくるだけということを理解するのでした。

でも、単純に赤ビッグのフラグを立てたいのであれば、複合役は必要ないんじゃないか??(34+34)/ 65536を一枚役Aだけで出現させればいいのではないのか

極端な話、一枚役など必要なく単独だけで すべてのボーナス / 65536を実現すれば良いのではないかなどと考えてしまいたいところだった。

まぁ単独だけなら昔の台とかジャグラーになっちゃうけどな(;一_一)

リール制御とテーブル表の存在

 

ton2x68k.web.fc2.com

このようなページが存在します。詳しく研究されている方は世の中にはたくさんいますから尊敬に値します。かなり詳しいです。見る価値絶対ありです。


ハズレ、ベル、スイカ、リプレイなどすべての子役、およびボーナスには一つのフラグに対して一つの制御が存在する(昔そうではなかったらしい)ということで、当然ですがハズレなのにベルが揃うとか、チェリーなのにスイカが揃うということはあってはならないことです

チェリーやスイカは取りこぼしはありますが、近辺をしっかり狙うことができていれば滑って成立しますし、4コマまで滑ることが認められているのでベルであればリール上に4コマおきにおいていれば滑って揃えることができるでしょう

他の成立役が成立していて揃えたくないのであればスベったとしても有効ラインに止まらなければいいわけです。

ベタな狙いかたとして左上段にBARを狙いますが、テーブル表によると止まってしまえば何のフラグかわかりませんが、もし七ビッグが成立していたら七の図柄まで滑ってくることになります。これは単独でも一枚役Aでも一枚役Cでも同様の制御となるようです。

一般的にハサミ打ちで遊技される方が多いはずですが、もし右のリールに七を狙ったとした場合、一枚役C、一枚役Aが成立していた場合は、ゲチェナの位置に引き込むことになります。一枚役Bでは引き込まないのです。それでもボーナスは成立しているので成立パターンで停止しボーナスを揃えられる状態になります。

もし、単独しかない台だったとしたら、単独の時ゲチェナの位置まで滑る制御にしていなければゲチェナの位置に滑ることは無いでしょうし、一枚役Bしかない台だったとしたら、もう一枚役Bで引き込めるような場所がないのでヘタをすればハズレ目のような形でボーナスが成立してしまうでしょう。

つまり、一枚役はリーチ目を生成させるためにあるようなものであり、これが多いほどリーチ目のパターンも増えることになります。逆に多すぎると、ハズレ目でもなくよくわからない出目でボーナスが確定することになるかもしれません。

液晶もない台で告知ランプもないような台でフラッシュがあるだけなのに、なんだかよくわからない出目で当たってますよって台から告知されたとしても打ってる側は楽しくは無いと思います、狙って、ハズレて、成立パターンの出目が出て、入った!とか

子役揃っちゃったーだめか(;一_一)とかって、1ゲーム1ゲーム 一喜一憂出来るのが本来のノーマル機(Aタイプ)の楽しさなのではないかと実感できる台になっているなと思います。これだけシンプルな表現でこれだけの楽しさを実現させるというのはすごい事だなとつくづく思うのでした。

子役重複にあまり頼らないで、取りこぼしの多い一枚役でリーチ目を表現すること自体ふつうの考えでは思いつかないでしょう、すごいな一枚役