ハマり計算ができるようになる BINOMDIST(エクセル関数)の使用方法
皆さん日ごろからエクセルを営業や事務などの仕事で使用されてるかと思いますが、エクセル関数を良く使用していることでしょう(Sum とかCOUNTとか)
BINOMDIST関数はあまり聞いたことがないと思いますが、統計などで良く使用される関数です、この関数何かといいますと高校生の時に勉強した二項分布(binominal distribution)を求める関数になります。私自身高校でやった気がしない(;一_一)
誰でもめちゃくちゃハマって一回も当たらずに深い悲しみと怒りがこみ上げた経験があるはずです。
その時に絶対なんかやってるあのくそ店マジ最低だわと思ったらハマり計算をしてみると案外大したことがないことが分かるかもしれません。
早速ネットで調べてみると出てきました。
この関数、ちょっと順番は異なりますが
試行回数(〇〇回転変動させてあるいはレバーを叩いて)
成功率(BIG確率やREG確率 ボーナス合算 子役確率の事)
成功数(〇〇回大当たりすることができた回数、あるいは0回つまりハマるのか?)
という確率を計算することができる関数になってます。
では、BINOMDISTの具体的な使用方法です
=BINOMDIST(試行回数、成功数、成功率、FALSEかTRUE)
FALSEはハマりの計算に使用します。
上記のサイトと内容がかぶりますが例えばバーサスの確率は以下の通り
設定 | BIG確率 | REG確率 | BONUS合算 | |||
1 | 1/297.9 | 1/409.6 | 1/172.5 | |||
2 | 1/290.0 | 1/381.0 | 1/164.7 | |||
5 | 1/282.5 | 1/356.2 | 1/157.5 | |||
6 | 1/268.6 | 1/334.4 | 1/148.9 |
ですので関数は、設定1の場合
=BINOMDIST(試行回数,0,1/297.9,false)です。
(ハマりなのでBIG0回、確率も設定1で計算するので1/297.6)
表を書くときは適当にオートフィルを使用しましょう、
探せばそこらへんのサイトで出てきます
※ ハマり計算ではTRUEは使いません
何ゲーム中に何回当たるか?で使います←そのうち載せたいです。
試行回数 | BIG回数 | BIG確率 | BIG間ハマり確率 | BIG1/〇〇 | ||
100 | 0 | 1/297.9 | 71.44% | 1.4 | 回に一回 | |
200 | 51.04% | 2.0 | 回に一回 | |||
300 | 36.47% | 2.7 | 回に一回 | |||
400 | 26.05% | 3.8 | 回に一回 | |||
500 | 18.61% | 5.4 | 回に一回 | |||
600 | 13.30% | 7.5 | 回に一回 | |||
700 | 9.50% | 10.5 | 回に一回 | |||
800 | 6.79% | 14.7 | 回に一回 | |||
900 | 4.85% | 20.6 | 回に一回 | |||
1000 | 3.46% | 28.9 | 回に一回 | |||
1100 | 2.48% | 40.4 | 回に一回 | |||
1200 | 1.77% | 56.5 | 回に一回 | |||
1300 | 1.26% | 79.1 | 回に一回 | |||
1400 | 0.90% | 110.8 | 回に一回 | |||
1500 | 0.64% | 155.0 | 回に一回 | |||
1600 | 0.46% | 217.0 | 回に一回 | |||
1700 | 0.33% | 303.8 | 回に一回 | |||
1800 | 0.24% | 425.2 | 回に一回 | |||
1900 | 0.17% | 595.1 | 回に一回 | |||
2000 | 0.12% | 832.9 | 回に一回 |
BIG間は終日8000ゲーム打ったとして、ビッグ平均回数は8000 / 297.9より
26.8回つまり25~28回くらい成立するかと考えると
上記の表からは一日に一回くらいはBIG間1000ハマりはあるかもしれないということになります。BIG間2000Gハマりを経験したいならば1か月ほど試行が必要になりそうです。
記載はしませんが REGの数値に変更して再度計算します。
=BINOMDIST(試行回数,0,1/409.6,false)に変更
(REG0回、確率も設定1で計算するので1/409.6)
同様にREG間ハマりの計算はBIG間の計算結果より簡単にハマります
具体的にはREG間2000ハマりは132回に一回で 1日8000ゲームで上記と同じ条件であれば一週間に一度(50000Gおきに)は訪れる計算になります。
同様にボーナス間であれば、BIGよりも頻度は上がりますので
1000ハマりで500回に一回くらいで10日に一回(80000G)くらい
2000ハマりに関してはほぼあり得ない数値になりました。
ネットではハマり自慢みたいなものが時々見受けられますが、設置台数と稼働日数からいっていつかはあり得ないハマりになってしまうこともあるということになります。
最高設定でもハマるものはハマりますww
=BINOMDIST(試行回数,0,1/268.5,false)に変更して計算します
(ハマりなのでBIG0回、確率は設定6で計算するので1/268.5)
いままで計算してきた内容と同条件かつ設定6でハマる確率を調べてみました
BIGに関しては2倍くらいの周期、つまり2日に一回はBIG間1000ハマりを食らい
2000ハマりともなれば設定1では一カ月に一回程度あるかないかだったものが
設定6では3倍くらいの周期になり約3カ月に一回つまり720000Gもの試行が必要になるようです。
ちょっと短縮していきます
REGでは1000ハマりは設定1と比べると2倍くらい (1日に1回くらい)
2000ハマりは3倍くらい(20日に1回くらい)
REGは確率分母も重いし枚数も少ないから頻繁にハマっても気にしなくていいかもw
ボーナス間ハマりに関しては
設定1で700Gハマりが一日に一回にあるかないか
設定6では600Gハマりが1日に一回あるかないかという結果になりました
実際ホールで遊技する場合なんとなくこれ以上の連チャンや出玉性能、もしくはこれ以上のあり得ないハマりの連続があったりしますが理論的にはこのようなスペックになるようです
また設定1と設定6を比べるとそんなに差は無いように感じますが、連チャン性能に全然差がありますしボーナス間500Gハマった後に300Gハマったら死にますよね。それがREG2回とかだったら即死ですよね。その辺考慮したらやっぱり設定は上の方頻度は少ないですし甘いです、暇な人は全部計算してみてください結構違いが出ますので。
BINOMDISTでハマり計算をしてみた結果
今回はハマりというアンラッキーなものに対して調査してみましたが、BINOMDIST関数はハマりだけではなく連チャン性能に関しても調べることが可能なのでそのうち載せていきたいと思います。
ハマりのまとめ
設定1
BIG間1000ハマり 確率 3.46% 28.9回に一回
BIG間2000ハマり 確率 0.12% 832.9回に一回
REG間1000ハマり 確率 8.68% 11.5回に一回
REG間2000ハマり 確率 0.75% 132.8回に一回
ボーナス間1000ハマり 確率 0.30% 334.9回に一回
ボーナス間2000ハマり 確率 0.00・・・・・112188.9回に一回w
設定6
BIG間1000ハマり 確率 2.40% 41.7回に一回
BIG間2000ハマり 確率 0.06% 1737.0回に一回
REG間1000ハマり 確率 5.00% 20.0回に一回
REG間2000ハマり 確率 0.25% 399.3回に一回
ボーナス間1000ハマり 確率 0.12% 844.4回に一回
ボーナス間2000ハマり 確率 0.00・・・・・712931.0回に一回www
結論 設定6は設定1の3倍ハマりにくい??
ということになりました。